本格手打 わへいそば

そば
黒沢 学
シェフ

黒沢 学(クロサワ マナブ)

料理を美味しく作ることには、終わりがありません。毎日同じ料理を作り続けていても、なかなか思い通りになりません。良い食材を目利きしたり、こだわったりもします。しかし料理は出来上がって(完成)終わりではありません。たとえ、料理コンテストであっても、料理は食べる人の手に渡ってこそ。展示される美術作品のようになってしまわぬように、食べる人の気持ちを常に考えた料理作りに取り組んでいきたいと思います。

ゴールデンポークの煮物椀〜甘酒仕立て〜
エントリー作品

ゴールデンポークの煮物椀〜甘酒仕立て〜

 食の安全が求められる昨今では、輸入品に頼らず、地産地消出来る食材を使い、安全かつ健康的に消費できるメニューを心がけました。  このメニューのポイントは、酒粕と相性の良い味噌をあえて直接混ぜずに、間接的に味のアクセントとしたところで、海苔の風味もぴったりです。そして心の中からポカポカ温まる、新しい味だけど、どこか懐かしいそんな一品に仕上がりました。

蕎麦雪景〜蕎麦香るデザート〜
エントリー作品

蕎麦雪景〜蕎麦香るデザート〜

料理全体のイメージは蕎麦ぜんざいですが、蕎麦米にあんこを乗せておはぎの相性も取り入れました。そして蕎麦茶のプリンから始まり蕎麦米、仕上げに粉糖に、できれば挽きたての蕎麦粉を混ぜて振りかけて蕎麦の香りを存分に味わえるいつもの麺からはかけ離れた、蕎麦の意外性を楽しむことができ、しかもカルダモンと柚子で、甘さを引き締めた大人のデザートです。  卵、小麦粉、バターなど、デザートの基本材料で悩める人にも勇気と希望を与える、とてもうれしい一品だと思います。

※本文中に記載されている情報は、「ぐるなびシェフ BEST OF MENU 2008」応募時(2008年2月29日)のものです。