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疲労回復になめこ

血液をサラサラにする効果も期待できる「なめこ」

なめこは、日本や台湾に分布するモエギタケ科スギタケ属の食用キノコ。学名はPholiota namekoで、和名の「なめこ」が使われているように、ポピュラーな食材として利用しているのは、日本だけといってよい。
天然物は秋から冬にかけて、ブナやナラの倒木や切り株などに群生する。しかし天然物は量も時期も限られている。一般的に入手できるのは天然物に近い状態で栽培された原木なめこと培菌床栽培のもの。多くは後者のものが流通していて、しかも生では傷みやすいので、茹でてビニール袋に入れたものか缶詰めが多い。湿っている環境では、ゼラチン状のぬめりに覆われ、独特の食感をかもしだす。これがなめこの最大の特徴だが、このぬめりは、納豆やオクラ、モロヘイヤ、里芋、うなぎ、どじょうなど含まれているムチンという成分。疲労回復効果があり、胃腸の調子を整えるとされている。また最近では、なめこに血流改善の効果が期待できることもわかってきた。他のキノコ同様、低カロリーでダイエット食にもぴったり。比較的安価に手に入るので、上手に食生活に取り入れたい。

知っておきたい!なめこの基礎知識

旬

9月〜11月

9〜11月〈生〉

栄養

食物繊維がブドウの5倍以上

整腸作用があり、便秘解消に効果のある食物繊維が、なんとブドウの5倍以上も。このほかには体内の水分量を調整してくれるカリウム、ビタミンの一種で肌荒れや二日酔いに効果があるとされるナイアシンも多く含まれている。
また92%以上が水分で、低カロリー。ダイエットにおすすめの食材だ。

品種や種類

かぶとなめこ
収穫した株のまま出荷されるもの。一般的にはこれをばらしてさっと茹で、袋詰めしたものが多い。
ジャンボなめこ
カサを大きく育てたもので、ぬめりは少なくなるが、しゃきしゃきとした歯ごたえが楽しめる。

知って得する!なめこ料理のコツ

選び方のポイント
生のもの
  • 中身が詰まっていて、光沢のあるもの。
  • 中から花が出てきていないもの。
  • 外皮が鮮やかな赤色。
水煮のもの〈ポリ袋入り〉
  • 粒が揃っていて、水分の少ないもの。
  • 全体に色が濃く、中身がドロドロしているものは古いので避ける。
調理のポイント
  • 独特のぬめりにヘルシー効果があるので、ぬめりを活かした料理に。
  • 味噌汁に入れる場合は、ぬめりでみそが溶けにくくなるので、みそを入れた後に加える。
  • 炒め物にしてもおいしい。
保存方法のポイント
  • 生は傷みやすいので、すぐに食べきれない場合は、塩を加えた湯にサッとくぐらせてから冷凍する。
  • 余ったらしょうゆや酒、砂糖などで煮て、保存食にしておく。

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