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もっと楽しく、もっと美味しく!  食材ガイド by 食生活アドバイザー・宗像伸子
ナス
ダイエットにおすすめ! 種類豊富なナス
古くから栽培され、全国にその土地ならではの品種があるナス。さまざまな調理法で楽しめますが、品種によって向き不向きもあり、上手に使い分けたいですね。これからの秋ナスは、肉質が緻密になって美味しさもより濃厚に。ただし栄養価的には95%が水分で、これといって豊富な栄養素もなく、低カロリー。ダイエットにはぴったりです。そんなナスの魅力をご紹介しましょう。
体の熱をとる効果はバツグン。 だから「秋ナスは嫁に食わすな」!?
ナスはインドが原産。日本には中国を経て伝えられ、すでに奈良時代には食べられていました。平安時代の文献には「奈須比(ナスビ)」と記され、宮廷の内膳所(料理を作る役所)の畑で栽培されていたとか。呼び名が「ナスビ」ではなく「ナス」が一般的になったのは、宮中の女官言葉が始まりのようです。 栄養価的には特筆すべきもののないナスですが、体の熱をとる作用はバツグン!古くから暑気払いによいとされ、のぼせ性や高血圧の人にもおすすめです。「秋ナスは嫁に食わすな」の諺は、秋になってさらにおいしくなった秋ナスを嫁が食べ過ぎて体を冷やし、子供ができにくくなってはいけない、という意味。決しておいしいから嫁には食べさせない、というイジワルな意味ではありません。
選び方 そのほとんどが水分で、栄養素としてはカリウムとビタミンCがあるものの、それほど多くはありません。ただしスポンジ状の果肉が油をよく吸収するので、植物油の摂取をサポートするのにぴったりです。
選び方 ヘタの切口がみずみずしく、ヘタの棘がチクチクするものが新鮮です。色は濃い紫でツヤのあるもの。ヒビや傷のあるものは避けましょう。持った時に重い感じのものを選びましょう。
保存方法 水分が蒸発しやすいので、ラップに包んだり、ポリ袋に入れるなどしましょう。保存温度は8~12度。バナナのように5度以下では低温障害を起こし、茶色に変色したり、かえって傷みやすくなるので御用心!
旬
調理のポイント
煮る、蒸す、焼く、揚げる、炒めるなど、どんな調理法にもあうナスですが、とくに小ナスは漬物、長ナスは焼きナス、米ナスは揚げ物、丸ナスは田楽に適しています。
  新鮮なもぎたてのナスなら、生のまま辛子醤油でたべても美味ですよ。
  ナスを切っておくと変色するのは、酵素の働きから。変色を防ぐには、切ったらすぐに水につけること。
  ナスの色素はナスニンといい、鉄やアルミニウムと結びついて、美しい紫色に。というわけできれいな色のナス漬けにするために、糠漬けには古釘、一夜漬けなら鉄ミョウバンなどを利用しましょう。

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